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AW検定資格者従事確認方法

実工事に従事するAW検定資格保有者の確認について

AW検定協会では優れた技能を有する溶接技術者にAW検定試験を通してその資格を認定しておりますが、近年は実工事での溶接品質を確保するため、多くの設計事務所および施工会社は溶接作業者のAW検定資格保有を求めています。

優れた溶接技術者が鉄骨製作に関わり、建築鉄骨の安全性を向上させることは極めて重要なことですが、一方で実際の溶接作業に誰が従事したかを監・管理者が確認することは容易ではありません。この実工事における資格保有者の従事確認について当協会は言及する立場ではありませんが、参考資料として確認方法の例を以下に記載します。

1.当協会はAW検定資格保有者にヘルメット貼り付け用の「資格証明シール」を配布しているので、監・管理者は中間検査、製品検査
  などで鉄骨製作会社へ行った際に、溶接作業者の着用しているヘルメットで「資格証明シール」を確認する。

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  年次  :1986年を1次とし、2025年は40次になります。

  保有資格: 

     工場溶接ST       ⇒ 工場

     工場溶接ET       ⇒ ET

     工事現場溶接Ⅱ類    ⇒ 現場(Ⅱ)

     工事現場溶接Ⅲ類    ⇒ 現場(Ⅲ)

     工事現場溶接Ⅳ類    ⇒ 現場(Ⅳ)

     工事現場溶接Ⅴ類    ⇒ 現場(Ⅴ)

     鋼管溶接        ⇒ 鋼管

     ロボット溶接オペレータ ⇒ ロボット溶接

2.溶接作業者が担当の溶接作業部分にサインをし、対物検査時に監・管理者が確認する。

3.鉄骨製作会社で運用している作業記録、野帳などがあればその内容を確認する。


AW検定資格保有者の従事確認には上記の方法等が考えられますが、更に非資格保有者の作業防止を図るための方法として資格保有者が従事したことを証明する「従事証明書」のようなものを鉄骨製作会社の責任者から提出してもらう方法もあります。